#06 赤い屋根のカナディアンホーム
カナダ在住のご経験をお持ちのR様ご夫婦。
まず最初にご希望されたのは”赤い屋根”と”白のラップサイディング”の2つでした。カナダの青空の下で見た赤い屋根の家が忘れられなかったそうです。
玄関横には小さいながらもバイク用のビルトインガレージを設け、ご主人様の夢も叶えることができました。
間口が大きくない為、奥に長い建物になっていますが、家族同士がコミュニケーションをとりやすいように間取りを工夫してあります。
施主様年齢/39歳
家族構成 /夫婦+子供1人
敷地面積 /165.0㎡(49.8坪)
延床面積 / 98.6㎡(29.8坪)
工法・構造/木造2×4工法
竣工年月 /2011年1月
真っ白なラップサイディングに真っ赤な屋根。玄関・ガレージのドアと同じこげ茶色で揃えた窓モール。
年数が経てば経つほど良い風合いがでてきそうな雰囲気です。
樹脂サッシとラップサイディングの組み合わせは輸入住宅としてはオーソドックスながらも、まだまだ日本の住宅街では通る人の目を引く、目立つ存在となりそうです。
落ち着いた大人のカナディアンホームといった感じになりました。
洗面台・トイレの手洗・キッチン横のカウンターなどは全てオリジナルを造作しました。
造作の良いところはボウルや水栓などが自由に選んでいただけるところ、
天板の高さや棚板の幅など全て希望に合わせて造ることができることなどです。
複雑な構造や機能的なものとなると造れない場合もありますが「ナチュラルで自分にぴったりなものが良い」という方には造作による洗面台などもお勧めです。天板にタイルを貼ったりした洗面台もかわいらしくて人気があります。


キッチンは無垢の木をパネルに使用したものを採用しました。
木目が美しい浮造りのパネルは室内の雰囲気をやわらかくしてくれます。料理を生業とされているご主人様の希望で、コンロはガス、天板はステンレスとなっています。
洗面には国外製の水栓を採用しましたが、キッチンは機能性を優先し国内製のものとするなど、見た目重視な部分と機能性優先な部分を上手く使い分けたコーディネートになっています。
室内は全体的に明るい色で統一しました。
リビングには疲れて帰ってきたご主人がくつろげるよう、収納も可能な畳コーナーを設けました。キッチンとダイニングの間には対面カウンターを造り、料理をしている奥様とダイニングで勉強するお子様がコミュニケーションをとりやすいようになっています。上部がRになった開口部が親子の会話をしやすくしてくれるでしょう。またキッチン背面側には大容量の収納棚を設置して、食品のストックなどをしまえるようにしました。収納するものを考え、必要なところに必要な分だけ収納を造りました。



ご主人様の夢だったビルトインガレージ。
当初ドアは木製のオリジナルを製作する予定でしたが、耐久性や防犯性を考え、玄関用の両開きドアを採用しました。壁はOSB合板を貼りました。今後ご主人様がセルフで棚を付けられるそうです。棚が付いてバイクが入ってと、これから徐々に男の隠れ家的にアレンジされていくことと思います。そう考えると家創りには少しセルフの部分を残してある方が入居後の生活も楽しいかもしれませんね。
